貴詩君の諜報部

特設コーナー



 このコーナーは、貴詩君がレビューやら緊急調査したものを集めたコーナーです。
 ほかのコーナーとちがって不定期更新ですので、あんまし期待しないように。(^-^;

 また、掲示板やらなんやらで調査依頼があった場合もココに出します。


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過去ログ
・2002/03/20  Pandora Plus 2 Mirage B  緊急(^^;レビュー
・2002/04/12  ・市内DVD  緊急(^^;報告
・2002/08/03  CD-ROM DAE精度比較
・2002/09/07  YAMAHA CRW-F1 性能検証
・2002/09/08  GigabitEther 性能検証
・2002/09/09  DVR-ABH2 性能検証
・2002/09/09  EPSON PM-930C 性能検証
・2002/12/14  プリンタブルCD-Rメディア 性能検証
・2004/05/02  LANのGigabit化 性能検証
・2004/12/04  Pandora Plus 2 Mirage B 故障個所診断
・2004/12/23  新規自作PC構成検証
・2005/01/12  CFメディア性能検証


・PCベンチマーク(3D関連)と実用度検証 

 近頃、貴詩君ちではメインPCとサブPCがロールアウトしました。
 理由としては、「ゲーム用に使っていたPCが非力に感じるようになってきた」というものです。
 具体的には、某日本フ○ルコムのゲームがぼちぼち重いと感じるようになってきまして。
 それらを解消するために、やや3Dに強いPCを作成しようと相成った訳です。

 ついでに、各構成がどの程度なら重いと感じなくなるのかな〜、と思い、ベンチを取りつつ検証してみました。
 

FFXi FFB2-H FFB3-H YumeB-H YumeB-S YumeB-L HDBench
Core2Duo E6600(2.4GHz)+i965P+X1950Pro(256MB) 7708 8610 7525 NA NA 88362  
Core2Duo E6300(1.86GHz)+iG965+X700Pro(256MB) 5910
P4-650(3.4GHz)+i945G+X800GTO(256MB) 7387 6429 5467 11899 20169 46420 108068
P4-650(3.4GHz) with EIST 6786 6179 5298 11856 20045 46513 106184
P4-650(3.4GHz)+i945G+GMA950(onBoard) NA NA 2464 NA NA 8864 105934
P4-540(3.2GHz)+i915G+X700Pro(256MB) 6478 6005 5059 7947 14411 38127 70502
P4-530(3.0GHz)+i915P+X600Pro(128MB) 6277 4347 3842 3966 7334 17631 69466
P4 3.06GHz+E7205+RADEON9600Pro(128MB) 5438 3282 2802 2771 5640 13324 46750
P4 2.53GHz+i850E+RADEON9600(64MB) 4737 3111 2662 NA 3857 7026 37898
P4 2.26GHz+9100IGP+RS300(onBoard64MB) 3075 1984 1845 NA 2967 5516 35273
CeleronD351(3.2GHz)+RE200+RS482 2199 1243 1289 1417 2407 2410 48357
CeleronD351(3.2GHz)+RE200(Dual channel) 2062 1293 1371 1506 2764 5607  
P4-630(3.0GHz)+RE200(Dual channel) 3492 2049 2015 1628 3008 7102  
P4-530(3.0GHz)+RE200+RS482 3338 1804 1775 1507 2617 6822 46880
P4-631(3.0GHz)+RE200+RS482 3411 1893 1884 1536 2673 7097  
P4-631(3.0GHz)+i945G+GMA950(onBoard) NA NA 2257 NA NA 8394  
P4-631(3.0GHz)+i945G+X1300(64bit/256MB) 5647 2896 2638 NA NA 11372  
Celeron2.0GHz+P4M800(onBoard64MB) 907 662 NA NA NA 468  

 先ずは重いと感じた構成ですが、P4 3.06GHz(Northwood)にE7205のチップセット、VGAにATi RADEON9600Pro(VRAM128MB)を搭載したPCです。
 かれこれ3年落ちなので、お世辞にもハイエンドには分類できませんが、3D処理以外のことで非力に感じることはありません。
 このPCで、「英雄伝説6」「XANADU NEXT」「Ysフェルガナ」 ((c)Falcom)等を動かした場合に、コマ落ち・操作ラグが発生しました。

 それらを踏まえた上で、FFベンチ1〜3、ゆめりあベンチを行ってみました。 オマケでHDBenchも取ってあります。
※ FFXiBench2/3 は、画質High での結果
※ YumeBench1.2 は、H:1024x768最高 S:1024x768綺麗 L:640x480それなり での結果

 DirectX9.0C、ATiのVGA構成の場合はCATALYST5.8を使用、他は各マザーボード付属のドライバを使用。

 値そのものは貴詩君のところのPC以外と比較する用に取ったわけではありませんので、あまりアテにしないでください(汗
 あくまで表中の相対評価用に出したものです。

 表中の灰色セルはNA(設定が選択できなかった、またはツールが立ち上がらなかった)、赤セルはベンチそのものの動きが重いと感じたものです。


検証  ----- ゲームをするにはどの程度のPCが必要? -----
FFXi FFB2-H FFB3-H YumeB-H YumeB-S YumeB-L HDBench
P4-650(3.4GHz)+i945G+X800GTO(256MB) 7387 6429 5467 11899 20169 46420 108068
P4-540(3.2GHz)+i915G+X700Pro(256MB) 6478 6005 5059 7947 14411 38127 70502
P4-530(3.0GHz)+i915P+X600Pro(128MB) 6277 4347 3842 3966 7334 17631 69466
P4 3.06GHz+E7205+RADEON9600Pro(128MB) 5438 3282 2802 2771 5640 13324 46750
P4 2.53GHz+i850E+RADEON9600(64MB) 4737 3111 2662 NA 3857 7026 37898
P4 2.26GHz+9100IGP+RS300(onBoard64MB) 3075 1984 1845 NA 2967 5516 35273

 ヘビー級の3Dゲームはともかく、おまけ程度に3Dを使ったゲームでストレスを感じるというのはゲームPCとしてちと問題があると思います。
 で、結論から言いますと。

 
RADEON X600 クラス以上、できればX700 クラス

 あたりに閾値がありそうです。
 CPUは現状で販売されている最低ラインがintelの2.8GHzなので、CPU側が足を引っ張ることはないと思われます。

 
nVIDIAで言えば、GeForceFX5700Ultra以上、できれば6600GTクラス
 くらいでしょうか。(使っていないので解りません(ぉぃ

 バリバリに重い3Dゲームではこのクラスのビデオカードでは歯が立ちませんが。
 とりあえず概ね上記クラスのカードであればまあコストパフォーマンスも良く(概ね1万円台)、良い選択肢に入るのではないかと思います。
 ちなみにX800GTOは2.3万円で入手しましたが、ファンレスでVGAへの追加電源供給も必要なく、性能的にも文句はありませんでした。
# Sapphire RADEON X800GTO ULTIMATE
 ワンランク下のVGAに1.7万円とか投資するのであれば、ひょっとしたらこっち買った方がいいかも知れません。
# 現状(2006/01現在)ではX700Proが1.5万円、X700無印以下が1.0万円程度で入手できるので、価格的にはX700くらいの方が無難かも知れませんが。


検証  ----- オンボードのビデオカードの性能はどれくらい? -----
FFXi FFB2-H FFB3-H YumeB-H YumeB-S YumeB-L HDBench
P4-650(3.4GHz)+i945G+GMA950(onBoard) NA NA 2464 NA NA 8864 105934
P4 2.26GHz+9100IGP+RS300(onBoard64MB) 3075 1984 1845 NA 2967 5516 35273
Celeron2.0GHz+P4M800(onBoard64MB) 907 662 NA NA NA 468

 格安のPC構成では、必然的にオンボードVGAになりがちですが。
 昨今ではオンボードでも3D性能がそこそこですよ〜、といううたい文句が散見されるようになってきました。

 特にIntelの統合チップセット「GMA950」は「高価なメインストリームグラフィックスカードに匹敵するパフォーマンス」(Intel)とか言われているので、
 多少期待しつつベンチを取ってみました。

 結果。

 かれこれ3年前のオンボードVGAである、ATi RADEON9100IGP(RS300)にも満足に勝てない状況であることが判明(鬱

 GMA950がFFベンチ等動かせない理由は、ハードウェアT&Lを実装していないことが原因だと思われます。
# ATiやnVIDIAのオンボードVGAは、ハードウェアT&Lを実装。 IntelのGMA900/950等ではソフトウェアエミュレーション。

 ハードウェアT&Lが実装されていないと動かない3Dゲーム(orアプリ)は結構多いので、少なくとも3Dゲーム目的でIntelのオンボードVGAを
 選択するなどということは有り得ないでしょう。
# FFベンチ3はエミュレーションでも動くようになっているんでしょうか?

 とりあえず、GMA950の性能としては、

 
GMA950では、いくつかの3Dゲームが(ハードウェアT&Lを実装していないので)動かない
 動きさえすれば、だいたいRADEON9200相当程度


 と思われます。
 なお、ATiからはRADEON X300相当のVGAを搭載した統合チップ、RADEON EXPRESS 200(RS482)が比較的最近出ているので、
 機会があればこちらのVGAがどの程度性能が上がったのかを検証したいものです。


検証  ----- SpeedStepTechnology -----
FFXi FFB2-H FFB3-H YumeB-H YumeB-S YumeB-L HDBench
P4-650(3.4GHz)+i945G+X800GTO(256MB) 7387 6429 5467 11899 20169 46420 108068
P4-650(3.4GHz) with EIST 6786 6179 5298 11856 20045 46513 106184
P4-540(3.2GHz)+i915G+X700Pro(256MB) 6478 6005 5059 7947 14411 38127 70502

 自動的にクロックを落として消費電力や発熱を抑える機能、EIST(Enhanced Intel SpeedStepTechnology)ですが。
 要求のあった時だけクロックを上げるという機構上、ある程度の性能低下は避けられないと思った次第でして。
 これらの機能をON/OFFしたときのベンチを比較してみました。

 結果。

 性能的には殆ど変わりません。 ほぼ誤差です。

 FFベンチ1が結構激しく下がっているのが気にかかりますが(8%の性能低下)。
 まあ、事実、Photoshop等を動かしているときのCPUファンフル回転の回数は目に見えて少なくなりました。
 メリットとのトレードオフなら、EISTをあえてOFFにする必要はないでしょう。

 ただ、アプリによってはワングレード下の構成に近くなってしまうことも有り得そうです。


検証  ----- ATiオンボードVGA性能比較 & Celeron/P4検証 -----
FFXi FFB2-H FFB3-H YumeB-H YumeB-S YumeB-L HDBench
P4 2.26GHz+9100IGP+RS300(onBoard64MB) 3075 1984 1845 NA 2967 5516 35273
CeleronD351(3.2GHz)+RE200+RS482 2199 1243 1289 1417 2407 2410 48357
P4-530(3.0GHz)+RE200+RS482 3338 1804 1775 1507 2617 6822 46880

 RS482を搭載したマザーボードを入手しましたので、早速検証してみました。
 ASUS P5RD1-VM 、MicroATXのマザーです。
 比較的最近出たマザーなのですが、色々困ったことに、GigabitEtherを搭載していなかったり(100Base-TX)、DDRがDual動作しなかったりと
 買ってみると問題山積なマザーでした。
# これのATX版、P5RD1-V はGigabitEther搭載のDual DDRだったりします。
## いや、細かいスペックが公表される前に即予約入れてしまった貴詩君迂闊者 lllorz

 CPUソケットの関係上、完全な組み合わせの比較は出来ませんでしたが、上記3通りの組み合わせでおおよその傾向が見て取れそうです。

 RS300(DualDDR)とRS482(SingleDDR)では、RS300の方が速いと思われる
 CeleronDとP4(Prescott)では、FFのようなベンチだとおよそ1.4〜1.5倍程度の性能差があると思われる


 あたりが言えるのではないかと。
 何れにせよ、現状ではP4 2.26GHz(northwood)のPCを超える環境は難しそうな気配です。
 恐らくRS482でDual DDR対応のマザーで比較しないことにははっきりしたことは言えないと思いますが、残念ながら現在出回っているMicroATXで
 Dual DDR対応のマザーはそれほど多くない模様です。
# というより見かけません(涙 ご存知の方がおられましたらご一報頂けますと助かります。

 少なくとも、SingleDDRでのRS482は、それほど性能は高くないようです。
 DualDDRのGMA950と、速度はほぼどっこいどっこい、ハードウェアT&Lを装備している分動作するアプリは幅広い、
 くらいのイメージでしょうか。


検証  ----- ATiオンボードVGA性能比較 & Celeron/P4検証 その2 -----
FFXi FFB2-H FFB3-H YumeB-H YumeB-S YumeB-L HDBench
P4 2.26GHz+9100IGP+RS300(onBoard64MB) 3075 1984 1845 NA 2967 5516 35273
CeleronD351(3.2GHz)+RE200+RS482 2199 1243 1289 1417 2407 2410 48357
CeleronD351(3.2GHz)+RE200(Dual channel) 2062 1293 1371 1506 2764 5607  
P4-530(3.0GHz)+RE200+RS482 3338 1804 1775 1507 2617 6822 46880
P4-631(3.0GHz)+RE200+RS482 3411 1893 1884 1536 2673 7097  

 ASUS P5RD1-VM で痛い目に遭いましたので、今度はDual DDR2に対応したマザー、MSI RC410M-Lを購入してみました。
 このマザーにCeleronD351を載せてベンチを取り、SingleDDRとDualDDR2との差を見てみようと思いました。

 SingleDDRとDualDDR2では、軽負荷でのベンチマークで若干差が出る程度
 どうやらボトルネックはここではない模様


 メーカーもどうやらSingleDDR構成の製品を多く出しているのには、この辺の理由があるのかも知れません。
 少なくともこのベンチマークに近いアプリケーションを動かすに当たっては、無理にDualDDR環境にする必要は無いようです。

 しかしそうなってくると驚愕の事態が。

 RS300とRS482は、スペックに殆ど差が無い

 メインメモリを間借りしている構成では、帯域が既に限界なのかも知れません。
 これ以上のスペックが必要であれば、素直にビデオカードを拡張する方向が正しいようです。


 ついでに新コア(65nmプロセスルール)のP4-631も買ってしまいましたので、同じ動作クロック&FSBで最も古いP4-530との比較も行ってみました。

 P4-5xx系とP4-6xx系の性能差は、ほぼ誤差程度
 しかし数%ながら、確実に性能は向上する


 少なくともこのベンチマークにおいては、L2の1Mと2Mの差はほぼ出ませんでした。
 金額の差次第ですが、やはり純粋に動作クロックの速い方が効果ありそうです。
# P4-540とP4-630が同価格であれば、P4-540を選ぶべきかも知れません。

 しかし、P4-6x1系のCPUのアドバンテージは速度より発熱の軽減にありますので、ベンチのスコアだけで論じるべきではないでしょう。
 ただ、2006年2月現在では、エラッタのせいでEISTが動作しないため、上位の型番では意味が薄いかも知れません。
 


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2006/01/15
2006/01/30追記
2006/02/21再追記
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